るっちゃん

推理作家ポー 最期の5日間のるっちゃんのレビュー・感想・評価

推理作家ポー 最期の5日間(2012年製作の映画)
3.8
円盤視聴。

昨日「ほの蒼き瞳」を見て、折角だからポー繋がりでこっちも、と思ったらどこも配信してなーい。円盤は持ってても配信はしてて欲しいと思う、こういう映画である。

公開当時、何の覚悟もせずに臨んだが多分同じように何の覚悟もせずに臨んだのであろう御婦人方が3人程出て行ったのを覚えている。分かるわ。私は好きだけど、こういうの。耐えられん人はそれなりにいるだろう。分かるわ。

私は好き。

「ほの蒼き瞳」と続けて見ると、そうだよね、ポーってそうだよね。あのポーが時を経てこのポーになっちゃったんだよね。うんうん。と妙に納得してしまうところがあって、なかなかに意外であった。いやはや、これは続けて見るべき。楽しい。

ま、ツッコミどころはそれなりに、ま、ね…。

それを差し引いても、夜がちゃんと暗い。地下はちゃんと暗い。ってのがいい。やっぱりそういうのを真面目に作ってる映画はいい。

いいお嬢さんはピアノを弾くし、口説く男は詩を読む。その詩は往々にしてパクりだったり使い回しだったりしたろうが、そこにモノホンが出て来たらそりゃ参っちゃうよな。それもまた、分かる。

結論は何だろう。酒はいかん(勿論アヘンもいかん)…その才能を惜しむ…