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ライアー・ハウスのkuuのレビュー・感想・評価

ライアー・ハウス(2012年製作の映画)
3.0
『ライアー・ハウス』
原題Breathless.
映倫区分PG12.
製作年2012年。上映時間92分。

ジーナ・ガーション、バル・キルマー、レイ・リオッタら個性派俳優共演によるクライムサスペンス。
ジェシー・バジェットが監督・脚本を手がけた。
猫がネズミに噛みついた?
じゃない🙇‍♂️
10万ドルが家の中に隠された?
愛と欲望が渦巻く密室サスペンス。

テキサスの田舎町で暮らすローナは、夫デイルが銀行強盗で手にした現金10万ドルを奪うため、自宅で彼を縛り上げて金の隠し場所を聞き出そうとする。
親友タイニーも呼び出してデイルに銃を突きつけるローナだったが、誤ってデイルを射殺してしまう。
金の行方はわからないまま、死体の処理に悪戦苦闘する2人。
さらに運の悪いことに、警官まで訪ねてきてしまう。
絶体絶命の状況に追い込まれた2人は、ある考えを思いつく。。。

今作品は、全体的に印象に残りにくい作品でした。
主な問題はなんやろなぁ。。。
望んでいるほどウィットに飛んでるわけではないからかな。
ローナのしゃべり方は、タランティーノのような感覚を呼び起こすことを意図しているように感じられたが、文章は十分に巧妙じゃなかったし、コーエンスタイルのコメディを作りたいのやろけど、まったく及ばないし。
実際、台詞の多い前半は少し退屈に感じました。
ウェイン・デュバルが見事に演じた名探偵が登場してチョイ面白くなったかな。
そのため、今作品の後半の大部分を気に入っていたにもかかわらず、45分ほどのところで、北斗神拳経絡秘孔再生停止ボタンを押す用意を頭でしてて、全体的な楽しさはすでに失われていた。
とは云え最後までみたけど、
最後に、贔屓目に見てもジーナ・ガーションのローナには興味が持てなかったかな。
彼女はこの役柄に全力を尽くしているのは伝わるが、個人的にはよろしくなかった。
テキサスの片田舎に住む主婦にはどうも見えません。
kuu

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