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ラスト・デイズ・オブ・ディスコのsonozyのレビュー・感想・評価

3.5
1980年代初頭のニューヨーク。ディスコブームの全盛期から終焉に至るまでの物語。
クラブじゃないですよ、ディスコですよ(当時を知る世代としては今口に出すとやはり恥ずかしい響き。笑)。
山崎まどかさんが「(本作が)U-NEXTに来た!」とTweetされてるのを見かけて。

主役はNYの出版社で働くアリス(クロエ・セヴィニー)とシャーロット(ケイト・ベッキンセイル)。
静かで受け身なアリスと、彼女に諸々アドバイスする、ナルシストでキャラ強めの美人アリス。

ディスコのオーナー・バーニーに目を付けられてるマネージャー・デズ。
デズの友人だがバーニーに嫌われてる広告会社勤務のジミー。
アリスが一夜限りの関係を持っちゃう裕福な弁護士トム。
アリスに惹かれるが当初シャーロットに反対される地方検事補のジョシュ。
といった男たちが絡む。

ちょいちょいクサい演出が気になりつつ、ディスコのエントランスでスタッフ(日本だと”黒服”と呼ばれてた)が入店させる客を選別するとか、性病ネタとか・・当時の空気感が楽しめます。

美人すぎるケイト・ベッキンセイルより、アンニュイなあの視線のクロエ・セヴィニーが好きです。
印象的な会話シーンもありましたが、何より個人的には往年のディスコ・ミュージックの数々を久々に聴けて良かった。

Good Times / Le Freak(CHIC)
Love Train(The O’Jays)
Got to Be Real(Cheryl Lynn)
I’m Coming Out(Diana Ross)…etc
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