さかい

三大怪獣 地球最大の決戦のさかいのレビュー・感想・評価

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)
4.5
それぞれソロで主役はった怪獣たちがチームを組んで最強の敵に挑む、怪獣アベンジャーズ
ギドラさまもこのときはボスキャラの威厳があった。のちの作品ではもっぱら宇宙人の兵隊になり下がる…
登場するなり船に熱線吐くゴジラさん、今回は明確に人間への殺意を持ってる
ゴジラの得意技、岩投げ!岩投げ!岩投げ!
正統派レスラーみたいな堂々としたファイトのアメリカ版ゴジに比べると、子供の喧嘩か野人の部族の争いみたいである。ご愛敬。

直子はかわいい。知的で行動的な昭和の女子。なんだあしまらねえの、とか今やもう時代劇のセリフだよなあ
ゴジラの女性キャラはうざいのが多いけど直子と機龍メカゴジの主人公は好き
金星人は…まあ笑えるし、顔は美人だから…普通ぐらい。ローマの休日意識しすぎ
コスモスこいつら、テレビなんかに出に来てくれるんか…。歌長い。2回目は省略か短縮でいい
「ラドンもそうだそうだと言っています」
…ホントかよお〜??(笑)人間にはわからんと思ってテキトー言ってないかあ?
ナントカ国の暗殺者チーム、実は悪の宇宙人だったとかではなく本当に普通の人たち。宇宙怪獣が地球に攻めてきてるこんな時に、おつかれさま。
いつも東京ばっかりの怪獣が自分の地元に来てくれたという点でも思い入れある作品
こういうのがファンを大事にする姿勢、すばらしい

ゴジラ誕生10周年。ゴジラひとつみても、当時、よくもわるくも戦争が急速に過去になっていく時代だったことがうかがえる

あんまり好きじゃないモスラがちょっと好きになる作品でもある
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