これは本当に面白かった！
是非ともBDの発売をして欲しいです！
予告編では、ブルック・シールズが出演していることをやたらと押して来ますが、彼女はちょい役です(早々に殺されちゃいます)。それでも、存在感は素晴らしい！！
で、これ、とてもよく出来てます！サイコスリラーとホラー色の強い謎解きもので非常に細かく伏線が張られているので、ぼーっと見てると面白さが半減してしまいます。でも多分ボーッとしてはいられないのでご安心を。
地元の教会で初めての聖体拝領なるセレモニーに出ることになった妹カレンに嫉妬する姉アリスは、不義の子として生まれたため聖体拝領を受けることができなかったのです。反抗期という年頃でもありますが、かなり心に傷を持つ子供。
彼女は、独りで黄色いコートにプラスティックの仮面をつけカレンに嫌がらせをし、脅します。
そしてカレンの教会での聖体拝領の日、なんとカレンは教会内で殺されてしまう。
やはり犯人はアリスなのか？
細部にこだわったなかなか上質のミステリーを楽しむことができて殺人シーンもスリリングでかつ痛々しく、ゾッとさせる演出でグイグイ見せてきます。
そして、衝撃の結末…に続くさらなる結末…
非常にスッキリしないのですが…凄く不気味… 思わずもう一度見直してあれこれ確認したくなります。背筋が寒くなるエンディング。
アリス役は本作と、知る人ぞ知るヘンテコサイケSF「リキッドスカイ」2本しか出演作はない少女ですが、適役でした。
ブルック・シールズはこれが映画デビューのはずなので、彼女で押しまくりの予告編は恐らく2年後の「プリティベビー」の後に作られた予告編なのかと…理由は知りません。
