ゆい

ル・アーヴルの靴みがきのゆいのレビュー・感想・評価

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)
4.0
アキカウリスマキが映画を通して表現する優しさと希望が大好きだ〜!警視さんが怖い顔して「弁当忘れんなよ」って言ってた時点で結末はわかっていた気がする とはいえ妻の顛末はびっくりした(し、そんなとんでもないミラクルまで入れてくるのがぽさだなと)
心が動くことで全てが動き出すことを信じて作品制作しているんだろうなと登場人物の行動原理を見ていて感じた 資金集めも慈善コンサートっていう音楽(エンタメ)を通して行うところにも現れてる気がする
やっぱり渡すお花はカーネーションなんだね
青・赤・黄の配色や光の差し方と影の落とし方とか、私が好きなカウリスマキの美学がこの映画でも堪能できて嬉しい
エテックスもジャンピエールレオも丸っこいおじいちゃんに仕上がってて驚いた
寺尾次郎さんの翻訳ほんとに好き
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