鍋レモン

TRANSPORT トランスポートの鍋レモンのレビュー・感想・評価

TRANSPORT トランスポート(2005年製作の映画)
3.4
⚪概要とあらすじ
時空の旅を実現するタイムマシンで四次元世界の航行を描くSFドラマ。

昏睡状態の恋人を目の前に、絶望に襲われる青年。だが彼は、幸運にもタイムマシンという希望を見つける。そして彼女の過去を変えるべく、無謀な挑戦を始めるのだった...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“時・空・飛・行”

「現在は過去の先にある」

⚪感想
『バタフライ・エフェクト』の少し低予算版って感じ。いい意味で古臭くてわりと好きだった。

バタフライ効果が最高に発揮される時もあれば全然発揮されない時も。

主人公の男の子アートがひたすら彼女のためにタイムトラベルを繰り返して右往左往しているところは頑張るなーっと思って観てたけど、実は主人公は薬の売人で宿無しなんだよね。しかも薬やってるし。ギャップが凄すぎて共感できない。
根はかなりいい人らしい。

世界観がスラム街のようなところ。

低予算なだけにタイムマシーンがただのソファにクリスマスの電飾をつけただけなのが辛い。

詳しいところはあまり語られず、主人公の過去を変えようとする手段もトンチンカンだったりしてoh......ってなる。

タイムトラベルものとしてはそこそこ楽しめた。



⚪以下ネタバレ



主人公のアートは彼女を助けたことで彼女のことを忘れてしまったけど、ラストでバスに乗り合わせたから一応ハッピーエンドなのかな...。それとももう何も知らないふたりだからそこで出会っても仲良くなることはないみたいなことなのか...。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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