このレビューはネタバレを含みます
色々とおしい映画
ワンショットで三人称視点と一人称視点で撮影しようとする試みはとても面白いなぁと思う。
思うんだが、一人称視点が入るせいか三人称視点の時の手振れが気になって仕方がない。一人称視点時は登場人物の動きのせいで手振れがあるのも納得なんだが三人称視点時に同じように手振れがあるせいでカメラマンを意識してしまう。怖いシーンなのに「あー今めっちゃカメラマン頑張ってんなー」ってなる。
それと、信頼できない語り手がやりたかったのだろうけども三人称視点時に父親の殺害がされていてこれが矛盾するように思う。せめて一人称視点時であれば錯乱した彼女はこういう風に自分を納得させていたとかで説明できる気がするんだが…。
というかこれ実話って死人と行方不明者しかいないからホラーパート終盤以外ほぼ創作じゃねぇか!!終わってから考えたら絶対この女実際は欠片もびびってねぇぞ!!