No.3398
『なにか幸運な目に遭ったとき、それは宇宙人のせいなのかもしれない』
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SF好きは必見です!!
社会主義下のチェコスロヴァキアで製作されたSF。
1963年の製作なので、1968年に公開された『2001年宇宙の旅』より5年も早い。
タルコフスキーの『惑星ソラリス』は1972年で、やはりだいぶ早い。
スター・トレックの第1シリーズ『宇宙大作戦』は1966年スタートなので、これよりも早い。
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ちなみに現実世界では、ガガーリンが世界初の有人宇宙飛行に成功したのが1961年である。
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宇宙船のデザイン(全景)はさすがに時代を感じるが、
逆に船内の様子は、おしゃれなモデルルームみたいで、船員がトレーニングしてたり、シャワー浴びてたりして、
当時としてはかなり斬新な描写だったのではないのか(といっても、宇宙船の中がどうなっているか見たことのある人は当時ほぼいないので、想像のしようがないのだが)
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88分の尺にしては、きちんと話に起伏があり、船員たちが徐々に心理的に追い詰められていく様や、ラストなど、見ごたえたっぷりなのである!