その異常なまでのギャグ線の高さ、かつての少女漫画では見たことの無い変顔のオンパレード。
これこそがラブコンだ!!!と、ボロボロになるまでページをめくり続けた原作ファンは思うのです。
その原作の個性が全く出しきれていなかった!!これはあかんやつだ!!!!
出だしのエピソードは中々面白いんですよね、元には無い話だけど小泉と大谷を紹介するには丁度良い形で挿入されるし原作ファンの期待も高まる。
だが問題はそれからだ...
あのキャラクター達の設定がどうしても気にくわない!
リサはもっともっと不器用な女やーー!!
ちはるちゃんのよく分からんプチビッチ臭は何なんやーー!!
ノブちゃんなんてタダのガラ悪い倖田來未やないかーーい!!!
とな。
ストーリーの展開も雑すぎて...
リサが大谷に恋する過程が諸々省かれすぎててキュンともシュンともしないわ...
ぬっくんとしずちゃんはとりあえず置いとけよ...
そりゃ7巻を2時間でまとめるなんてとても大変なことだろうけど、ここまで悲惨になるなら4巻分くらいでよかったよ...
そしてテンポの悪さが引くレベル!!
漫画では爆笑でも1ミリ足りとも口角上がらないシーンの連続。
はあ。
でも残しておいて欲しいセリフとかはしっかり残ってて、「ハワイアンダンサー」のハモリや「精神的乳」など“ならでは”のフレーズが飛び交うのは嬉しかった。
そしてムツゴロウね!笑
大谷を一つの生き物として解説する度にいちいち出てくるのがウケる。
最後にこれだけ褒めちぎりたいのは音楽。
90年代入るか入らないか位の鉄板ラブソングをかけまくる。
ありきたりだけど間違いない、きっと一曲は自分の青春に当てはまる懐メロの数々。
プリプリ、リンドバーグ、ジュディマリ、パフィー、ホワイトベリー。
これメドレーにして今度カラオケで歌おう。
お、何の話だ。