こぅ

バンパイア・ラヴァーズのこぅのレビュー・感想・評価

バンパイア・ラヴァーズ(1971年製作の映画)
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「バンパイアを葬るには 心臓を撃ち抜くか
首を跳ねるかだ」

'23〜'24冬のホラー/ミステリー祭③


職人、ロイ・ウォード・ベイカー監督祭②連チャンの②〜

レ・ファニュの名編[吸血鬼カーミラ]を映像化した、ハマー・プロによる、
【女・バンパイア・ホラー】。


舞踏会の晩、突然社交場に現れたミステリアスな美女、マルシーラ。
その正体は吸血鬼として恐れられたカルンシュタイン一族の末裔、ミルカーラ(イングリッド・ピット)だった。
将軍家に迎えられた彼女は、清純な娘、ローラ(ピッパ・スティール)を毒牙にかけ、飢えた肉欲を満たすべく貴族の娘、エマ(マデリン・スミス)に迫る…。


バンパイア一族の
カルンシュタインに姉を殺された、バロン・ハートグ男爵(ダグラス・ウィルマー)の城での復讐がアヴァンタイトルで描かれる。

冒頭、
ローラの誕生日パーティーに招かれた伯爵夫人が連れて来た娘、マルシーラ。
夫人に急用が出来、娘を泊まらせる事に。
翌朝、
ローラとマルシーラは仲良くなり、
その夜から悪夢を見て、日増しに衰弱していくローラ。
心配する叔父のスピルスドルフ将軍(ピーター・カッシング)。
ローラが会いたい/呼ぶのはマルシーラだけ。
ドクターが駆けつけるも亡くなった、、
首筋には、、歯形が。
悲しむ友人のエマ(マデリン・スミス)を家庭教師のペロドー女史(ケイト・オマラ)が慰めた。

マルシーラ(今度はカルミラ)が次にハメたのは、ロジャー・モートン将軍(ジョージ・コール)の娘、エマ。
意気投合した2人のナチュラルおっぱいが素晴らしい!!
エマも悪夢で魘され、体調を崩した。
父、ロジャーが不在時にカール(ジョン・フィンチ)に面倒を依頼。
カルミラは、エマの男への好意は遮断したかった。
「私を愛して 命の限り」

カルミラは、夜な夜な農家の女達を血の餌食にした。
そして、ペロドー女史まで妖艶さで迫り、味方に付けた。
それにより、カールは門前払いに。
カルミラに気付きつつあったレントン執事は、ニンニクの花を部屋に持ち込んだのだが、メイドが叱られ、、

エマの首にはクロスのネックレス、
ニンニク臭で部屋に入れないカルミラ。

診察した医師は、帰り道で、、
父が帰り、酒場の主人から話を聞く。
「カルンシュタイン一族は退治され絶滅したはず!」

当事者のハートグを探し出し、カルンシュタインの城跡へ向かう。
アヴァンタイトルでの続き/謎が明らかになる!

その頃、
カルミラは、レントン執事をも、、
結局、男は妖艶な女に抗えないのか⁈

永遠の疑問だ〜

ハートグ、スピルスドルフらが
城で待ち伏せしていると、ミルカーラが現れ、、


意外にあっさりのラスト、
仕留めたのは、、


総評:
主人公が今一ハッキリしないが、タイトルからミルカーラなのか⁈
表向きは、ゴシックムード漂う血に飢えた女の 妖艶ホラー だが、レズ のミルカーラは、もろファムファタ(演じたイングリットは、モニカ・ベルッチ似)だし、ノワールと置き換えても楽しめる。
こぅ

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