おなべ

SF巨大生物の島のおなべのレビュー・感想・評価

SF巨大生物の島(1961年製作の映画)
3.6
◉SF=Science Fiction.

◉時は南北戦争の最中、南軍に囚われの身となった北軍のハーディング大尉とその部下達は、収容所から気球に乗って脱出をするも、吹き荒れる嵐により制御がきかず、辺境の島へと漂流する…。

◉大胆な邦題に惹かれて鑑賞。映像の魔術師と呼ばれる《レイ・ハリーハウゼン》が視覚効果を担当し、ストップモーション・アニメによる巨大生物の迫力に富んだ演出が見どころ。

◉1961年製作という事もあり映像は荒削り感があるものの、当時の技術でこれほどの視覚効果を生み出せるのは流石としか言いようがない。

◉『カールじいさんの空飛ぶ家』は、本作をオマージュしているという説があり、物語展開が非常に酷似していた。

◉突っ込み所は満載なんだけど、何せ冒頭に「SF」って付いてるもんだから「確かにSFだもんな…」としか言えないんだよね…。

◉巨大生物と言っても、キングコングやGODZILLA、キングギドラのような神獣は出てこないので注意。
おなべ

おなべ