特にこれと言って夢がない青年が、往年のメンタリストであるハワードのマネージャーに就く話。
トム・ハンクス製作の元、息子のコリン・ハンクスが出演した事でも話題を呼ぶ。
親に言われるがままに法律学校へ通うトロイは、父親の敷いたレールに乗っかる人生は面白くない、どうせ仕事をするなら、やりがいがあって楽しい仕事に就きたいと思い始める。
そして求人広告から辿り着いた先は、自称メンタリストのグレート・バック・ハワードのマネージャー。
ハワードは目新しい事をせず、同じネタで地方公演をしているのだが、当時の人気は無く、客入りは半分。
大変癖のあるハワードの元、なんとか仕事を続けるトロイだが、ヴァレリーという女性の広報との出会いによって、公私共に変わっていく…
エミリー・ブラント目当てで鑑賞。
地方公演ならではのバタバタした展開と大変さがコミカルに伝わってくるところが面白い。
中盤の新ネタ披露から話はヒートアップしていき、二転三転、ハワードらしい結末が待っていて安心した。
エミリー・ブラント演じるヴァレリーの大人感がマッチしていて嬉しい。
しかしハンクス親子が似ている。