ケイト

プレイタイムのケイトのレビュー・感想・評価

プレイタイム(1967年製作の映画)
4.1
ジャック・タチが破産してしまうほど大金を費やしてできた作品ですが、物語はユロ氏の1日が面白おかしく描かれているだけで、非常にシンプルです。細部にまでこだわった街並みは色がグレーに統一されており、モダンなビルが並んでいますが、どれも欠陥だらけです。見かけばかりで馬鹿馬鹿しいというのは前作「ぼくの叔父さん」の妹の家にも見られる特徴で、監督の作家性が色濃く出ている作品とも言えると思います。
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