なな

ピノキオのななのネタバレレビュー・内容・結末

ピノキオ(1940年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

“痺れますねぇ。
どうです皆さん、信じてますか?
今の歌にもあったように願えばそれが叶うと”
歌が好きなコオロギは信じている。

ゼペットさんのおもちゃ屋。

操り人形ピノキオ。
黒猫フィガロ、金魚クレオ。

9時。
一斉になり出す時計たち。
おやすみを告げる。

一番星に願いを。
ピノキオが本当の子供になりますように。

女の神様は杖を振るった。
命を授けましょうと。
ピノキオは動いた、話した。
“願いが叶うかどうかは今後のあなた次第”
“勇気を持って生き、正直で優しければいつかは本当の子供になれます”
クリケット(コオロギ)がピノキオのリョウシンに。
“良いことと悪いことの区別を教え、
誘惑されることがあってもまっすぐな道に連れ戻すように”

困ったら口笛を。

声が聞こえて驚いてピストルバン。
ピノキオが喋るのを見て夢から醒めなきゃと水バシャン。

夢じゃないとわかり音楽を鳴らし踊った。
そして眠りについた。
ベッドではピノキオはなぜなぜ?とたくさんのことを尋ねた。

木の命ある子供ピノキオを見た狐たちはストロンボリに売れば良い金儲けになると企んだ。

クリケットは止めた。
キツネについていくなと。
だけど聞かなかった。

舞台で楽しそうに操られるピノキオ。
お前がいいならいいか。
達者で暮らせよと見送る。

トランボリは金のなる木だと喜んだ。
言うことを聞かなかったら燃やすとも。
檻に閉じ込められた。

クリケットはお別れを言ってないことに気づき、慌てて追いかける。
するとピノキオが閉じ込められていて、
助けようとするも難しい。

そこに再び星から女の女神が舞い降りた。
訳を聞かれ嘘をつくピノキオ。
そのたびに鼻が伸びていく。
許しを乞い、一度だけは許しましょうと女神。

街のイタズラ小僧、学校をサボり人の言うことを聞かない子を連れてこいと馬車屋の旦那にお金を積まれ、キツネたちは動いた。子供達を島の遊園地へ連れていくという。警察?問答無用。
子供達が帰ってくるときは人間じゃないからなと馬車屋は言った。

ピノキオが学校に行く途中またキツネ達に捕まった。
トランボリは悪いやつだった、スターにはならない、学校へ行くと言うもキツネは何か病に侵されていると言い
脈を測り
“流行性サンカク熱に肺臓ブルブル症とガタガタ症を併発しておるぞ”
口の中を見て
“ぱぴぷぺぽと言え”
“鼻腔カタルト口内炎に侵されているうえ
神経異常症まで進行中”
白生地に赤い水玉の布を広げ
“目を瞑れ、何が見える?”
“何も”
“開けろ、今度はどう?”
“てんてん”
“はぁーやはり心臓だ!”
お腹を見る
“心臓ドキドキすごい音
あんまり早くて目が回る”♪
窓枠や瓶をステッキでたたきながら
キツネは歌う。
“君の病気はアレルギーなのだ”
“そう、しかも治す道は一つだ。
バケーション。島の遊園地で”
“毎日が日曜日だ”
連れてかれたピノキオを慌てて追いかけるクリケット。

遊園地、全部無料、何をしてもいい、
テントにはケンカ屋、物を壊してもいい、タバコも吸い放題。
クリケットが着いた時には墓場のような静けさ。
ランピン。馬車で隣に座った男の子。
ランピンを親友と呼び、言うことを聞かないピノキオに怒りクリケットは帰ろうとした。そのとき、たくさんのロバが箱詰めされ船に積まれるのを見た。ロバの元は人間。
慌ててピノキオに知らせに行くと、ロバの耳が。ランピンはすでにロバに。
急いで逃げ、海に飛び込んだ。
ゼペットじいさんの家に帰ると誰もいない。空から降ってきた手紙によると、
ピノキオを探しに出かけたゼペットは海底にいるでっかい怪物鯨に飲まれたとある。
だがまだ生きている腹の中でと。
ピノキオは助けなきゃと海に向かい、
尻尾を石にくくりつけた。
クリケットは止めたが、ピノキオは
“さよならジミニー”
“もう餌になるのがオチだが、私も行こう、いいよ。しゅっぱーつ。みんなどけーー”
海底を歩き続け、ようやく怪物に出くわす。
食べられそうになり必死に逃げるも
食べられ、ゼペットじいさんと再会。
鯨の中の船の上で釣りをして食料を得て、
布団に火もある中生活していた。
ゼペットはどうやっても出れん、イカダも作ったがなと言うが、火を起こすゼペットにピノキオが閃く。たくさんの薪に火を焚べてくしゃみをさせるんだと!
いかだに乗ってくしゃみの勢いで思い切り漕ぎ、外に出た。
ピノキオの頑張りでなんとか浜に打ち上げられたゼペット。だがピノキオは海にプカリ。
ピノキオの死にみんなで涙を流した。
そこに女神が現れ、
“勇気をもって生き正直で優しければ
いつかは本当の子供になれます”
“起きなさい”
ピノキオは本当の子供になった。
時計達を一斉に鳴らし、音楽に乗って喜び踊った。

例のバッチを授かったクリケット。
なな

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