えりーぜ

ピグマリオンのえりーぜのレビュー・感想・評価

ピグマリオン(1938年製作の映画)
3.5
マイ・フェア・レディとほぼ一緒なので、そっちを鑑賞済みだとちょっと退屈。
本作の方がヒギンス教授が若くて細身の清潔感ある(神経質そうな)見た目なので、ヒロインとのロマンスに説得力がある。とは言え、2人のロマンスは元ネタ改変で付け加えられた要素(戯曲化の際にハッピーエンドに転換されたんだったかな)なので、ほんのちょっと、半ば無理やり取りつけられている。その意味では、マイ・フェア・レディの方がエンディングのやり取りを丁寧に(明快に)描いてたかなー、という印象。だいぶ前に観たからうろ覚えだけど。