クリーム

デーモン・ナイトのクリームのレビュー・感想・評価

デーモン・ナイト(1995年製作の映画)
3.6
「テイルズ·フロム·ザ·クリプト」というTVホラーシリーズの劇場版。特殊メイクやゴア描写あり、斬新なホラーだと思うけど、世界観や悪霊の造形等を楽しむ作品で、内容はあくまで普通。マニア向けな映画だと思います。そこそこ楽しめますけどB級かな。
2台の車が衝突し炎上。乗っていたブレイカーは安ホテルへと逃げ込む。もう一人は悪霊で、ブレイカーを追い掛けて来た。ブレイカーはキリストの血が入った鍵で、ホテルに結界を張る。そして、ホテルに閉じこめられた7人と、悪霊たちとの死闘が始まるのでした。



ネタバレ↓



ブレイカーは、鍵の守護者で、悪魔は鍵を追っていた。それは、7つの鍵の最後の1つで、全部揃うと世界は滅びると言う設定。この鍵を第一次大戦時代に守護者として引き継いだのがブレイカーだった。そして、次に引き継ぐ守護者を探していたブレイカー。鍵の中には代々の守護者の血が入っています(初代はキリスト)。で、一滴垂らすと血界が張れ、悪霊が触ると溶けます。
悪霊も分身を出したり、幻覚を見せたりします。死闘の据え、悪霊とブレイカーは倒れ、次の後継者は宿屋の手伝いをしていたジェルリンに。そして、彼女は鍵と共に街を出て行く。バスに血界を張った為、別の悪霊らしきモノは入って来れずに終わります。続編狙いかな?
悪霊のビジュアル等の特殊メイクがよく出来ていたし、スプラッターシーンも顔面破壊、腕を引き千切る、首がもげる、開腹され内蔵丸出しに等、血みどろのゴア描写は満載です。が、内容はザB級。
又、テレビシリーズと同じように、クリプトキーパーと呼ばれる怪物が映画の案内役として冒頭と終わりに登場すると言う変わった作りになっていました。
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