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有りがたうさんのtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

有りがたうさん(1936年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

政治家か軍のおえら方をよそおった髭眼鏡の似非紳士。うさんくささ全開。詐欺の周旋屋クチキキ屋。というところだろうか。不良少年をさらってきたりおちぶれた中年をだましたりで。フルメタルジャケットのような狂気ヤクザ部隊に新人二等兵をうり。マージンはねて裏街道をながれながれているのだろう。おなじ裏街道のながれ者だから阿部定風の酌婦はおみとおしで終始いやみったらしくあたる。この酌婦。最後は寅さんのようにカップル成立させ風のようにさる。バスというメカがキーアイテム義理と人情の斬新なスチームパンク女股旅映画。でスカッとジャパンなハッピーエンドだしカッコイイ。清水宏。円谷英二につうじる社会派sf感覚がすごい。
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