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ファンキーハットの快男児のbluetokyoのレビュー・感想・評価

ファンキーハットの快男児(1961年製作の映画)
3.0
サスペンスなのに妙に軽いノリがいい。千葉真一さんがやたらと強い。

簡単にあらすじ。
天下一郎と近藤茂は、オープンカーでナンパ。
引っ掛かった女、ジャズ喫茶に連れ込む。その女、堤野みどりは、なぜか、株投資に夢中。あーあ、失敗したなあ、とがっかりの一郎。
一方、茂はオープンカーを走らせていると、偶然、誘拐事件に遭遇する。
木暮家から息子が誘拐されたのだ。

みどりは大下組の株を持っていたが、工事の入札が出来たのかどうかを、直接、国産省の局長、小暮に聞いてみた。小暮家は、誘拐犯と間違え、指定場所を聞いてきた。
指定場所にみどりがいってみると、一郎の父親の天下清助、他、清助探偵事務所の面々が待ち構えていて、みどりが捕まってしまった。
本物の誘拐犯から電話が掛かってきて、指定場所に身代金を持って行ってみたが、誘拐犯は現れなかった。
そんなことをやっているうちに、息子は一人で帰ってきた。

みどりは、大下組のライバルの日の丸建設の株を大量に買っている女を見つけ尾行する。彼女のマンションの部屋まで来たところ拉致されてしまった。
その女は、桜井とも子、小暮の秘書、白石の恋人で誘拐犯だった。
日の丸建設が小暮に賄賂を贈った、ということでゆすって、カネを得ていた。そのカネで日の丸建設の株を買ったのだ。

天下一郎は、白石と保釈の虎が会っているところを目撃、保釈の虎を捕まえて痛めつけ、真相を知る。
一郎は、すぐに、桜井とも子のマンションに行き、保釈の虎の仲間のふりをして、みどりを連れ出すことに成功。

一方、白石は、小暮一味にバレて捕まり、浄水場の建設現場に連れて行かれて、殺されるところだった。
そこに、天下一郎がオープンカーで駆け付け、小暮一味を相手に大暴れ。

さらに、そこに、みどりと警察官が到着。小暮一味は捕まる。

最初は、女の子をナンパする話なのだが、そこに誘拐事件やら汚職事件やらが絡んでくる。スピーディーに話が展開する。
千葉真一さんの鉄棒の大車輪が見れる。
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