murmur616

アンドリューNDR114のmurmur616のネタバレレビュー・内容・結末

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

 幼少期にラストでボロ泣きしたことしか覚えておらず再鑑賞しました。
 序盤のアンドリューが蜘蛛を花の上に逃すシーンからもう涙が滲んできました。リトル・ミスに木彫りの馬をあげるくだりで完全に泣いた。
 もうアンドリューに対する愛着が半端じゃなかったです。命じられるままに窓から転落したりと、ロボットならではの不器用ジョークも微笑ましい。表情を得て、リトル・ミスの結婚式で柔和な笑みを浮かべる姿にまた泣きました。心を持って生まれ、人間に近づくことを夢見る純粋な姿にずっと胸を締め付けられていました。
 人間であることの承認を目にする前に息を引き取るアンドリューのラストも感動。紛れもない人間となったアンドリューにとってはもう承認なんて必要なかったのね・・・。
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