ゆっきー

俺たちの明日のゆっきーのレビュー・感想・評価

俺たちの明日(1984年製作の映画)
4.5
蓮實重彦が褒めた通りのど傑作。ヤバすぎる。閉塞感漂う鉄鋼の街の青春もの。チアガールヒロインがダリル・ハンナ。『ローラーガールズダイアリー』を彷彿とさせるプールのシーン最高すぎる。『スプラッシュ』といいダリル・ハンナは水に濡れてこそ本領発揮。

まぁなんと言っても鉄鋼の街のロケーションの見事さですよ。撮影はミヒャエル・バルハウスでプールの場面の水の波紋といい、人物の収め方といい流石といったところか。
ラストは楽観的すぎるのと、主役がモテるくせにキモムーブしすぎなとこが気になるが、そんな事はどうでも良い。

酔っ払いの父とのくだりも最高〜。
チェーンで2ケツバイクで父を迎えに行く、酔った父のメガネを外してやるなどなどなかなか泣ける。
ゆっきー

ゆっきー