『G.I.ジョー』のパチモンみたいな邦題をつけられているが、実際はオープンワールドFPSゲーム『FAR CRY』の映画化作品。
主演はなんと『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』のティル・シュヴァイガー!
仕事選んでくれよ!頼むよ!
絶妙に安い仕上がりだが、たぶん結構予算は掛かってるはず。ボル映画のこの豊富な資金は一体どこから沸いてくるんだよ?
パッケージのようなアクションも一応あるにはあるが、コメディリリーフのデブが登場するあたりから作品の雰囲気が一変。
手錠で背中合わせに拘束されたティル兄貴とデブのしょうもないコントを延々と見せられた挙句、なんやかんやで白塗りハゲ兵士の集団が実験室から脱走して大暴れする終盤は大金かけたドリフ。
まあ、くだらない作品ではあるんだが、ティル兄貴と映画が醸し出すユル〜い雰囲気は何故か嫌いになれない。
日々の生活に疲れた時は、たまにはこんなユルい映画もいいんじゃないだろうか。