山椒

戦場からの脱出の山椒のネタバレレビュー・内容・結末

戦場からの脱出(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム捕虜になる映画なのね
オープニングから
捕虜になるまでスムーズスピーディー。
バットマンイメージの
クリスチャンベイルが捕虜になるのつらい

あれ?!
捕虜になってその後はじめて
英語で話したベトナムの軍人みたいな人
LOSTのダーマ・イニシアティブの
ビデオイメージのピエール・チャン博士の
フランソワ・チャウ!

あ!!!捕虜のユージーンも
LOSTのダニエル・ファラデー役の
ジェレミー・デイビスだ!
LOSTの時も髪型までほぼおんなじだ

リトルヒトラーとか
つける名前もポップだな

手錠あけるまで早すぎて
さすがのバットマンって感じてしまう

こんな捕虜の中でも
誕生日祝ってくれたりとか
日常が垣間見えるのが面白い

捕虜に優しいベトナム兵もいたりと
どの国にも人柄によって
扱いは変わるのが見えてくる

虫食べるのしんどいなぁ〜
この状況下なら自分だったら
食べれるんだろうかと考えたけど
絶対食べられなそう

自分達が殺される前に逃げだして
仲間割れして滝に流されそうになったり
ヒルに血吸われたりと散々すぎるけど
この二人組どちらもこの極限状態でも
思いやりがあるのが凄い

それでも不運に見つかって
相方あっさり失うのしんどい

とにかくずっとサバイバル過ぎる映画‥

運良く仲間に見つかって救出からの
お祝いの流れは良かったけど
最後のナレーションで退役後に民間飛行で
4度の墜落も生きてるって
あまりにも運が良すぎて主人公すぎる
実話ベースでこれは実話が強すぎる

捕虜に視点を当てて描く戦争映画は
死にに行くと言うより
なんとしてでも生きてやると
生にしがみつく姿勢と
人間の本性が現れるので
シンプル構造でもエンタメとして楽しめる
山椒

山椒