FREDDY

クール・ディメンションのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

クール・ディメンション(2006年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

石井良和が監督、三津谷葉子が主演を務めたサスペンス・アクション作品である本作は、組織のボスである黒川から暗殺の指令を受け美加と純子とともに"冷酷な殺人マシーン"として日夜暗躍していたとある日に新たな指令を受け、汚職疑惑のある大物政治家の決定的な情報を握っている、行方知れずとなっていた村岡晴樹を暗殺すべく大衆雑誌"週刊ハンティング"編集部に潜入した浅倉詩織が、看板記者である木村のもとで研修を受けながら村岡と唯一接点がある早川由美を見張るも依然として情報が得られずにいたところ、早川が何者かの襲撃に遭い命を落としたことをきっかけに着実に村岡に近づいていくも、謎の女チーマ軍団が現れたことで思いも寄らぬ事態に遭遇していく様が描かれた作品となっているのだが、主演を務めた三津谷葉子や黒川を演じた遠藤憲一は個人的に好きな俳優なので彼女たちが見られただけでも観る価値はありましたし、評価できるほどのアクションこそは見せないが、キャスト陣の頑張りは伝わりました。ただやはり全体的にチープでB級映画の枠を到底超えない内容となっていて、理解しがたい展開も見せますし、キャスト陣のお世辞でも上手とは言えない演技やぎこちないアクションシーンは気になるところ。説明不足な点も多々あり疑問ばかりが残る作品でした。片手間程度の視聴が丁度良いかと。
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