JackBurton

核戦士シャノンのJackBurtonのレビュー・感想・評価

核戦士シャノン(1983年製作の映画)
4.5
核戦争後の世界、殺人ゲームの連勝チャンピオンであるシャノンにテレパシーが使える女性ミュータントから街を脱出する手伝いをして欲しいとの依頼がある。
報酬は金塊。シャノンは仲間を集めミュータント達を逃がそうとするが、様々な敵がその行く手を拒む…

冒頭バトルランナーよりも早く殺し合いゲームを描くなど先取りしている部分も!他のマカロニポストアポカリプス映画とは違い、核となる元ネタがない分オリジナリティに溢れている。
殺人ゲーム開始前の逃走者とハンターが握手で始まる所がまた良い!と言ってもゲーム部分はかなり短く、ミュータント達との脱出が主に描かれている。
敵のミュータントの中に猿のミュータントがいるのだが、どっからどう見ても猿の軍団の猿!
ジョージイーストマン演じる宿敵との関係や対決も良い。
ラストのシャノンのセリフが格好いい!そこからまさかの展開だが、あのラストカットはその後を見る側に委ねた良いラストだと思う。

スコアはキャロルマリアコルディオ。
ブレードランナーに似たものやマカロニウェスタン風のスコアなど多く、戦いの時に流れる曲は格好いい!
JackBurton

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