松井の天井直撃ホームラン

ランドスケープ・スーサイドの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

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↓のレビューは。以前のアカウントにて、記憶を掘り起こして書き込んだレビューを、少し改定したレビューになります。
その為に(ある意味で)当時(まんまと)騙されてしまっていた悔しさを、晴らす為の言い訳レビューにもなっています(^^;;




個人的にはちょっと採点するのが難しい作品。
観た人が自分の目で判断して貰いたい。


1度見ただけの朧気な記憶から…。

※ 1 過去最高に身の毛がよだつた映画。

※ 2 ファーストシーンは、車のフロントガラスから撮った映像。
この時からもう異様な雰囲気が画面全体に漂う。

実際に有った殺人事件は何故起こってしまったのか?
それをドキュメンタリーとして検証して行くのだが…。

映画は長いインタビューや、固定撮影による長回しの街の風景で、観ている観客を住民の1人として取り込もうとしているかの様に見える。
そんな1シーンの長さには。正直に言ってしまうと、かなり苦痛なのだが。最後の最後に1人の男を映し出す。

※ 3 それが全米を震撼させた本物の犯人だ!
今は大人しく暮らしてはいるが…。

※ 4 実際に生きた鹿を殺し、躊躇いもなく皮を剥がす。
それだけでもう気味が悪いのなんの(;´д`)
だって、、、この男が引き起こした過去の事件を知っていればいるほど。今、スクリーンに映っているその事が、一体何を表現しているのか。一瞬で《それ》は異様な光景が胸に・頭によぎるのだから💧
その【ヒリヒリ】とした感覚に眩暈と同時に少しばかりの吐き気が襲って来る。

もうある意味で内容なんて全く入って来ない…って言うね。
本当に凄いもん見ちゃったなあ〜(>_<)


劇場鑑賞 旧 イメージフォーラム(四谷) 日時不明



※ 1 今回の再レビューにあたりググったところ…まさかの事実が発覚。
いや〜!うん十年以上も騙されていたとは。
それは ※ 3 の理由によるのですが、、、

※ 2 何と…某所で作品のフルバージョンを発見。
本当のファーストシーンは、テニスのサーブをする男の映像だった。

※ 3 初公開時にはこの作品に関する(詳細な)チラシ等の宣伝媒体は無かった記憶がある。
その為に長い間、俳優が演じていたとは思わなかった。実際に本人の実生活を記録しているだけ…と。
本編のチラシ等は無いが、当時の旧イメージフォーラムの上映案内には【それ】っぽい記事が有った記憶があるんですよね〜(。-_-。)

今ではネットで何でも情報が得られる時代。

(だからこそ)あの時に感じた《身の毛がよだった感覚》は「何だったんだよ〜』とゆう悔しさと同時に。そんな【気味の悪さ】を、うん十年も忘れる事が出来ずにいられた事。
エンタメ作品では無いので、初公開時に観た人はおそらく100人も居たのかどうか?とは思うのだけど。昔の映画(館での鑑賞体験では)には〝 そんな気持ちを共有する 〃場所でも有ったのです。
あの『JAWS /ジョーズ』の初公開の時。(今の様な情報量が無い時代だからこそ)スピルバーグの演出力も大きかったけれど。観客の殆どの人が、ビックリし。同時に椅子から飛び上がる瞬間を経験していたのだから。


※ 4 記憶では皮を剥いでいる…イメージだったが。某所にてアップされていた実際の映像では。内臓を全て取り出して下処理を施していた。