スウェーデン独特のクライム感、リスベットとタイプは違うが、妙に厄介を背負い込む癖があるヒロイン。

例に漏れず、とりまヒロインを精神的にいたぶる前半、そして伏線をみっちり張る、容赦のないスウェディッシュ作戦。

残忍な武装強盗団を追う女性捜査官を描いた作品

【概要】
各地で武装強盗が立て続けに起こる
捜査にあたるクララはとある銀行の頭取の息子が武装強盗団に誘拐されている事を知り子供の救出と犯人逮捕に動く

【感想】
武装強盗団の1人がクララの恋人でそれによりなんぼか話は進むけど
言うほど捜査としての進展は感じられず
アクションも後半の逮捕された仲間救出しに来た武装強盗団との銃撃戦は良かったけどラストのアクションはクララの恋人がみんな殺してしまいアクションシーンなかったのが残念

スウェーデン、デンマーク合作ドラマ『ブリッジ』で好きになった、ソフィア・ヘリンさんが観たくて観ましたが、まあイメージが全然違って、穏やかで美しい姿に驚きました。ミカエル・パーシュブラントさんも非常にお綺麗で、画だけで大満足な作品。
話の先は読めますが、救いのあるような、ないような、やっぱりないのかなっていう、放置感、突き放し感、北欧らしくて好きです。主人公クララの、常に感情を抑えた感じの穏やかで、冷静、有能、でも少し臆病な感じも愛おしい。強盗ものを、このトーンで描くのはなかなかいいと思います。
しかしながら、ジャケットと日本語タイトルの、本編と合ってなさがすごい…