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ゴーン・ベイビー・ゴーンのGattのレビュー・感想・評価

ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)
3.8
ベン・アフレック監督作。
主演は弟ケイシー・アフレック。

デニス・ルヘイン原作小説の映画化。
男女パートナー探偵「パトリック&アンジー」シリーズの一作だそう。エンタメに振り切らず、2時間サスペンスっぽい領域で、所謂ハードボイルド路線、でもちょっと考えさせられる。

失踪した姪を探すべく、警察以外にも頼ろうとパトリック達を訪ねた伯父夫妻。姪の母親は失踪当日も麻薬に溺れていた。

展開は予想外なので、真相が出たらサスペンス部はスカッと抜ける。
個人的には やるせなさを感じました。

でもなんだろ、ケイシーの華のなさなんだろうか、ちょっと入り込むのに時間がかかった。なんて長いナレーションが似合う俳優なんだろうって思ってしまったのも事実w。

モーガン爺、エド爺という超名重鎮キャストが脇を固めている。
「ビバリー・ヒルズコップ」のタガート巡査部長ことジョン・アシュトンも!
エド爺の演技がやっぱり良かったです。正義のハマらない刑事w。髪は自然!?
エイミー・ライアンは、直接の虐待シーンがあるわけではないのに、イメージできるようなネグレクト母を感じさせ、イラッとしました。あの好感度低い感じが良いねw
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