キネマ寸評

近未来戦士テキサス2020年のキネマ寸評のレビュー・感想・評価

近未来戦士テキサス2020年(1983年製作の映画)
3.0
ダマトマックス2本目はテキサスグラディエーター2020。
これ書いてる来年。

ロードウォリアー色はやや後退、ディストピア感、そこに復讐ウェスタン色。

時代設定は核戦争後の2020年テキサス。世の中はヒャッハーが蹂躙しながらも、人々は人間らしい暮らしを送ろうと頑張ってた。しかしニューオーダー軍を率いるブラックワンの魔の手が伸びる。





ネタバレーーーーーーー
ある廃墟の教会。
冒頭ヒャッハーがなだれ込み、尼さんはレイプされ神父は十字磔される鬼畜オープニング。
そこに上半身ハダカの男達がやってきて次々とヒャッハーを倒していく。
ネクサス、ハラクロン、ヤブ、レッドウルフ、キャッチドッグ。漢なレンジャー達だ。
主にナタでどんどん切っていく。
隠れていたエロい女を見付けて正義のはずのキャッチドッグが暴走、レイプ2秒前にネクサスが駆けつけぶん殴って追放する。
「俺たちと新しい世界を作ろう」
確実に女子に惚れされる既成事実を積み上げていくネクサス。

数年後、レンジャー引退してあの時の女子、マイダとしっかり子供をもうけたネクサス。

そこにキャッチドッグ族が攻め込んでくる。すぐに入れ替わりでニューオーダー軍のトラックがやってくる。中から盾持ったヘルメの軍人部隊が整列。いくら銃撃っても青〜いアニメーションになって全然効かない。盾からはみ出してる足とか撃てば、と思ったら足に当たっても青〜いアニメになっちゃうから最強だった笑。

どんどん攻め込まれ、ネクサスは捕まるが素手で飛び掛かり戦死。主役と思われた男がここで死んでしまう。

町、というかただの廃工場はニューオーダーに住民諸共奴隷として接収。ブラックワンは高笑い。

また時は流れ、何処ぞのカジノバー。
奥ではロシアンルーレットやってるオヤジがマイダを奴隷にしていた。
ネクサスのレンジャーメダルとマイダを見つけたハラクロンとヤブ。ルーレットの賭けに挑み、あっさりとオヤジは自分の頭を撃ち抜いた。大乱闘になりシェリフに捕まり、なぜか塩の採掘場に投獄される。なんで?
編集メタメタで説明が無いが、多分この時マイダは逃げてレッドウルフと合流した模様。後半の繋ぎがめんどくさくなったのか雑で凄い。

レッドウルフに助けられ採掘場を脱出、すぐにキャッチドッグ族と戦いになるが、死んだフリ作戦でなんとかかわした。

ジャングル奥のインディオ族に会いに行く。協力してくれ、。やだ。でも、決闘で勝ったらいいよ。
ヤブが取っ組み合いを制し、すんなりインディオ族と一緒に町、というか廃工場に敵を倒しに乗り込む。
ーーーーーーー


全ての銃弾が青いアニメになっちゃう最強のニューオーダー軍にどう立ち向かうのか、それはインディオ族の槍と弓矢。木の投擲系は何故かオッケーというユルイ設定。

ネクサスは核戦士シャノンのアル・クライバー。マイダはバーバリアン物でよく見たサブリナ・シアーニ。後半の主役ハラクロンは地獄のバスターズで戦地で彼女作ってたトニー役のピーター・ホートン。ハル・ヤマノウチがレッドウルフ。ちなみに脚本はイーストマン。出演は無し。

規模ちっちゃいけどお礼参り西部劇としてまとめた作りは面白い。数年に渡る時系列の物語でなかなか楽しめた。
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