こぅ

デス・トゥ・スムーチーのこぅのレビュー・感想・評価

デス・トゥ・スムーチー(2002年製作の映画)
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'23 観納め締めレヴュー
155完 /'23(来年は200は目指したいな)

「君は本物の男だよ
俺は人間も芸もニセ物だ
歌にもあるだろ 悪い日もある」

ペンギン・ダニー・デヴィート出演、監督による、
隠れた【クライム・コメディ】。


子供向け番組の人気スターだったレインボー・ランドルフ(ロビン・ウィリアムズ)は、あるスキャンダルを理由に解雇されてしまう。
そんな彼にとって代わったのは、派手な紫のサイ、スムーチーを演じるシェルドン・モープス(エド・ノートン)だった。
おまけに、人気スターの地位だけでなく、恋人、ノラ(キャサリン・キーナー)までもスムーチーに奪われてしまう。
恨みを抱くレインボーは、スムーチーの暗殺を計画するのだった…。


序盤から
本題への導入がテンポ良く、先ず心地好い。
アタマからダラダラして入りにくい、或いは掴み難い作品は集中力が削がれる⤵︎

日本でも誰もが幼少時に観てきた子供向け番組のアメリカ版。
そのステージやダンス、作り込みがハンパやないのにも没入。
エドのスムーチー(モフモフ紫サイの着ぐるみ)姿は可愛いし、似合うな〜(歌も披露)。

ランドルフがスムーチーをやっかみ、何とか殺そうとする、、がメインなら途中から 財団の横槍 は余計/間延びだろうと勘繰ったが誤算だった。

エドはエドで上手いんだけど、
ロビンの病的/キレた役(変装も有り)は最高だな!
元々好きなキャサリン(43)のお色気も個人的お得感。

ランドルフが
スムーチーの子供達にあげるクッキーにチ◯ンチ◯形を忍ばせたのは苦笑だが、
スムーチーを騙して連れ出して、意気揚々と着いた倉庫(ステージ)が ◯◯集会 だったのはびっくりハイライト!

スムーチーとノラのラヴシークエンスがシャドーなのはオシャレな演出、
その繋ぎでは、ショックな出来事が〜


クライマックス〜ラストは、
アイス・ショーとスムーチーvsペンギン!
しっかりとサブキャラの見せ場/活躍も良き。

EDロールの
ロビンとエドのほのぼの共演〜
もう二度と観れないロビンは惜しすぎる⤵︎


総評:
ロビンが出ているコメディだからって、(良い意味で)笑いを期待 してはダメ!!
そこはペンギン・ダニー監督なので、凡百のベタコメディでは無いというか、硬派というか、社会性(食品や雇用)を擦り込んでいたり、かと言って作風は、ポップ/コミックタッチで実にスタイリッシュだ!
各キャラもしっかり行き届いた脚本は良き!
ペンギン・ダニー監督自身も決して出しゃばらずインパクト残す役どころも抜かり無い。
ロビンやエドのファンは逃しちゃいけない、
何より
ペンギン・ダニーの監督としての画作り/映像センスにニヤける(ペンギンをナメちゃあかん!)逸品!!



本年も少ない皆様に大変お世話になりました🙏
毎年、全く🌰無いフォロワーさんで減る傾向ですが⤵︎⤵︎来年は少し増やしつつ行きたいものだな😅
来年も宜しくお願いします!!
良いお年を〜✨
こぅ

こぅ