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優しき殺人者のmingoのレビュー・感想・評価

優しき殺人者(1952年製作の映画)
4.1
近年カルトフィルムとして再評価されたらしいがこれは面白い!ジョセフHルイスの「夜よりも深い闇」みたいな人格の切り替わりも良いけどこちらはこちらで魅せ方が工夫されてて素晴らしい!戦争未亡人のアイダルピノが掃除人ロバートライアンを雇うのだが、普段は優しい男なのにどこか狂っていることが徐々に明かされていく過程がめちゃくちゃ怖い…ライアンのつぶらな瞳が一層サイコ感を増してくれるしワイワイうるさめの子供たちもメリハリに一役買っている。極め付けはクライマックスにクリスマスツリーに飾り付けられた無数のオーナメントボールに映り込む階段から降りてくるライアン!ひぃぃい
脚本がシオドマク「らせん階段」やラング「ハウスバイザリバー」のメルディネリ!そりゃ面白い、傑作!
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