菩薩

ラ・パロマの菩薩のレビュー・感想・評価

ラ・パロマ(1974年製作の映画)
4.0
隣の兄ちゃんが上映中延々Apple Watch的な物をピカピカさせ続けるクソ野郎だったので手首切り落とせばいいのにと思いながら観た。こちらは何をやってるのかまぁまぁ理解出来たし面白かったのだが、本気でやってんのかそれとも笑かしに来てるのかは最後まで分からなかったし、突然始まるオペラシーンですごいよ‼︎マサルさんのマ神を思い出してしまったのは俺だけだろうか?あれマジでなに…なんか浮いてたけど…。最後も最後で仕事中午後6時のテンションの俺ばりにとち狂っていたが、ペーター・ケルンの顔面と申し訳ない程度に散らした無精髭が絶妙にムカついて膝蹴りかましてやりたくなった。3年後の棺開けて中身が眼球ガン開きだったらとりあえず俺は一回閉めるし、おかんと嫁のキャスティング逆だったのでは…?なんて思ってしまう。未だにダニエル・シュミットの作家性らしき物の手応えがあまりないが、随分と後で大野一雄に辿り着くってのはなんか分かる気がする。途中途中の電子音もとち狂ってるし、ちょっとヴェルナー・シュレーター観た時に近い感覚を覚えた、勿論シュレーターよりよっぽど親切であるが。
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