阪本嘉一好子

ドアーズ・アー・オープンの阪本嘉一好子のレビュー・感想・評価

ドアーズ・アー・オープン(1992年製作の映画)
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ジムモリソンの他のドキュメンタリーを最近見て、彼の歌詞の理解が足りなかったのに気づいた。『シンボリズム』の理解は言葉だけじゃないので難しい。だからこれを観てみた。
このドキュメンタリーをさっとみたが私にはジムの知的な詩歌が理解できないので、とうとう、伝記インタビューを紐解くことに決めた。ジオフリー・ジュリアーノの『ジム・モリソン』を読み始めた時、たまたま、ジムの詩歌の奥深さを私が日本語を教えている英語の先生に話した。When the music's overのシンボリズムは?Music は何? これは人生だと。ジムにとって人生は音楽がなければ終わりなんだと。ジムは今生きているが、コンサートが終わると、人間失格になると。友達は嘘の友達で時々いなくなる。でも、音楽はいつもあると。(この英語の先生は太宰の人間失格を読んでいる。)
When the music's over
When the music's over, yeah
When the music's over
Turn out the lights
Turn out the lights
Turn out the lights
Yeah

ある人が言ってたけど、ロンドン・フォグで演奏している時、バーのオーナーが、ドアーズの演奏が終わったら、When the music's over、Turn out the lightsといった。その言葉をそのままジム・モリソンが使ったと。

『Hello, I love you. 』はキンクスのAll Day and All of the Nightの真似だと著作権侵害で訴えられて支払いをと。
https://www.youtube.com/watch?v=8f1z-nHvt3c