トルーマンバロウズ

バイオ・スキャナーズのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

バイオ・スキャナーズ(1993年製作の映画)
3.3
ある日、とある住宅街で一人の男が自動車事故を起こしてしまった。
警察はヤク中の男が起こした単なる事故として処理したが、実は死んだ男の体内ではとんでもないことが起こっていたのだった・・・・。

とある製薬会社が開発したサプリメントによって人間がグチャグチャドロドロに溶けていくB級グロテスクホラー映画。
この作品ストーリーの展開が若干ややこしくて製薬会社を調査する刑事たちの話と田舎のキ◯ガイ一家が引き起こす悪魔のいけにえみたいな展開の話が交互に繰り広げられるのでつながりがわかりづらかったのは少し残念であった。
しかし肝心の特撮に関してはなかなか頑張っていて妊婦の腹がぽっかり裂けたり、舌が巨大化して窒息したり、顔面からドロドロの液体が出てきたりなど魔鬼雨などを彷彿とさせるシーンがたくさんあったのは素晴らしかった。
全体的にストーリーはイマイチだが特撮を楽しむ分にはそんなに悪くないB級映画であった。