たいへんだ!この世界には危険がいっぱい♪
サメ、ワニ、タコ、クマ、ピラニア、ワンコ、しまいにはカエルにゴカイにアリンコまで!
ありとあらゆる生きものが次々に凶暴化しては人類に挑戦状を叩きつけた1970年代。
本作品「吸血こうもり/ ナイトウイング」もまた、 「ジョーズ」の爆発的ヒットに触発されて(orちゃっかり便乗して)大量に世に出てしまった”アニマルパニック映画”のひとつですね。
でも、 この映画を侮ってはいけません。
低予算ながら丁寧に作られており、 なんだか嫌いになれないんです、 あまり面白くはないけれど。 (笑)
スタッフは妙に豪華なA級レベル。 笑))
監督 : アーサー・ヒラー
「大陸横断超特急」
「あきれたあきれた大作戦」
「ある愛の詩」 (← 観てません。)
音楽 : ヘンリー・マンシーニ
「シャレード」
「ひまわり」
「ピンク・パンサー」シリーズ
視覚効果
カルロ・ランバルディ
「エイリアン」
「E.T.」
「デューン / 砂の惑星」
キャストにも嬉しい顔ぶれがアッセンブルしております♪
「オーメン」でクルマの荷台からガラス板が飛んできてドえらいことになったMr.首○ョンパことデビッド・ワーナー。
「遊星からの物体X」で、 頭部がもげて顔の両サイドから節足動物の脚が生えてきちゃったチャールズ・ハラハン。
「ハンター」ではスティーヴ・マックイーンのパートナー、 そして「ゴリラ」ではアーノルド・シュワルツェネッガーに想いを寄せるヒロインを演じたキャスリーン・ハロルド。
ねっ、 ちょっといい面子ですよね!
肝心の吸血こうもりはほとんど出てこないし、 クライマックスも今ひとつ盛りあがらないけど、 ’70年代のジャンル映画が好きな人なら観て損はないと思いますよ、 オモロないけど。 (笑)