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ニンジャリアンのsayaのレビュー・感想・評価

ニンジャリアン(1979年製作の映画)
2.5
湖へ遊びに行った男女4人が、手裏剣型の宇宙生物を投げつけてくるエイリアンの人間狩りに巻き込まれてしまうSFホラー映画です。
平日昼間の洋画劇場で放送されていそうなチープな作風で、観ていると子供時代を思い出してノスタルジックな感傷に浸りそうでした。
まったく若く見えない若者たちが地元住民の忠告を無視してまで行こうとする湖はさぞかし素敵な場所なのだろうと期待していたら、異常に水が汚いことに驚愕させられます。
若者たちは目が悪いのか、汚水に平気で入って楽しそうに泳ぐのですよ、エンガチョ。
しかも泳ぎ終わって軽く拭いただけなのに、髪が完全に乾いていたのも摩訶不思議ですね。
恐怖体験をしたせいで狂ってしまった元軍曹が地元にいることが話を余計にややこしくしています。
せっかく保安官を呼んだのにエイリアンと間違えて撃ってしまうのです、ひどい話ですね。
狂った元軍曹から逃げる展開まであるんですよ、こうなるとエイリアンと人間のどちらが敵かよく分かりません。
主人公たちの行動も奇妙で、逃げた先で見つけた民家の窓を割って不法侵入してから、誰かいないか探すのですよ、行動の順番がおかしいです。
泥棒と間違われたら困る素振りも見せるのですが、他人様の家にある服を勝手に拝借して着替えるのは立派な泥棒ですよ!
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