ぽん

ガールズ・ルール! 100%おんなのこ主義のぽんのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

私学の女子高が舞台の青春コメディで途中まではホントに馬鹿馬鹿しいのだけど、終盤、生徒たちが自治に立ち上がる展開でちょっと泣きそうになった。
あれだけ賢いヒロインがしょーもないボーイフレンドとの初体験が夢とか、フェミ・リーダーみたいだったキルスティン・ダンストが簡単に腑抜けになっちゃうとか、キャラ設定のブレは気になる。それでもそんな脚本の粗さだって生ぬるく見逃せるくらい、あのクライマックスは感動的だった。「タップス」(1981)のマイルドな女子バージョンと言ったら褒めすぎか。
バカなふりをして隠し持ってたナイフでグサッと神髄を突いてくる映画でした。
ぽん

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