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Re:DIAL リダイアルのmanacのネタバレレビュー・内容・結末

Re:DIAL リダイアル(2005年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

彼氏のクリスと別れたばかりのニコールは母親に電話するつもりで間違って他の番号へ電話してしまう。すぐに電話を切るがその番号から折り返し電話がある。ジョーと名乗るその男はニコールが拒絶しても執拗に電話をかけて来る。
男は殺人現場から電話をかけてきた殺人犯だった。翌日も男からの電話はあり、同じく殺人現場から電話をかけてきていた。殺人現場は徐々にニコールの家に近づいてきている。


現代劇だけれども、映像がどことなく古い(60年代とか?)。どういう技法なんだか知らないけれど、ヒッチコック映画のような雰囲気が漂っていて次に何が起こるのかと期待感が持ててしまう。

でもねぇ、なんか全体的にチープなのよ。
ニコールの危機管理能力の薄さとか。
警察の捜査がザルとか。
FBIのプロファイラーは何か役に立ってんのかとか。
ニコールの恋も雑だし。

そーゆうオチもなぁ…。
初めてこのオチ映画観た時は衝撃的だったけれど、結構使い古されたネタなので、あぁまたかって思ってしまう。
ファンタジー映画のアンリアルが「ファンタジーだからいいんです」で片づけられてしまうような強引さをサスペンスに持ち込まれてもねぇ。
なかなかスリリングだし、モニカ・キーナの演技は緊張感が伝わる迫真の演技で引き込まれたけれど、脚本はもう今の時代には古すぎるんだよな。


ブリタニー・マーフィー似のモニカさん、ちょっと子どもの頃のマコーレー・カルキンにも似てると思った。
おばさん体形なのがヒロインを演じるにはちょっと残念。グラマラスボディとおばちゃん体形は違うものです。


ネタバレしないようにしても、やっぱりオチは想定できそうなので一応ネタバレチェック入れとく。
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