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天才詐欺師物語 狸の花道のKEIのレビュー・感想・評価

天才詐欺師物語 狸の花道(1964年製作の映画)
3.9
非常におおらかな時代の詐欺師の話。ともかく口が上手い小林桂樹に笑わされる。全体的に笑いは天丼で、同じようなことをすることで面白くさせてる。劇中ではカツ丼食べていたけど。
ともかくあの手この手で金を取る小林桂樹。美しい淡路恵子は、相変わらず一筋縄でいかない役。森繁の留置所シーンは意味が分からない。出てる人が豪華、司葉子、三木のり平、志村喬、山茶花究、藤原釜足。宴会シーンで一人だけ馬鹿笑いしていない伊藤久哉や、疑いの表情を見せる山茶花究に細かい演出を感じた。あと、「あ、沢村いき雄だ!」という感じで出て来る沢村いき雄。
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