再鑑賞。
強盗団に娘を人質に取られた国境隊員の活躍を描いたカナダ製のアクション映画。
「ガラガラ蛇」のニックネームでWWEで人気レスラーだった、スティーブ・オースチンさん主演。
レスラーを起用なのでハードアクションを期待しましたが、思っていたよりアクションは控えめでした…。
なんというかこの映画は全体的なバランスが悪いです。主人公が強盗団に反撃を開始するまでがまぁ長い事…。
製作者サイドの意図としては溜めに溜めて爆発といったところを狙ったんでしょうけど、ちょっと溜め過ぎた感は否めません(´Д`;)
主人公のジムの娘のキムが前半かなりおバカ過ぎて興ざめです…。
強盗団のリーダーの俳優はキレた演技で良い味を出してました。
冒頭にエリック・ロバーツさんががジムの相棒役で出てくるのですが、何ともあっさりした退場だったので、これは後半で実はこいつが…的な演出があるなと思っていたんですが、ホントにただのゲスト出演でした(笑)
ゲーリー・ダニエルズさんが悪役で出演。この頃はB級で善玉役が多かったので悪役は珍しい。しかし…やっぱ優しそうな顔立ちなんでこの人には悪役はあまり似合いませんね…。
でもオースチンさんとゲーリーさんとの格闘シーンはなかなか迫力がありました。
ツッコミどころは満載のB級アクションですが、それなりには楽しめた作品でした。