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金星怪獣の襲撃のyaaaのレビュー・感想・評価

金星怪獣の襲撃(1968年製作の映画)
4.0
映画「イット・フォローズ」に出てきた超あほそうなSF映画。
あほそうな映画なんだけど誕生までに色々あって結構マニアック。
元はソ連の「火を噴く惑星」という映画でそれをロジャー・コーマンが買い取って追加撮影、編集してこねくり回し出来上がったのが本作。
それを仕上げたのが「ペーパー・ムーン」のピーター・ボグダノヴィッチ!!しかもこねくり回すのが本作で2回目。1回目にはコッポラも…

金星に探索にいった宇宙飛行士がにせゴジラに襲われたり、火山の噴火にあったり、金髪で貝殻のブラつけた美女軍団に逆恨みされたりと色々ありそうながらも面白くはない。
けれど、元のソ連の映像がなかなか力強くて飽きさせない。
宙に浮く探索車や、融通が利かない「ジョン」と呼ばれるロボットなんかは後発のSFの元ネタになってそうな感じ。

けど、やっぱり超あほそうなのは付きまとっていて。
その「あほそうな」成分がたぶんロジャー・コーマンが「エロいれとけ!」ということで出てくる金髪美女軍団。
エロやセクシーはほぼなくてアホな感じを強く後押ししている。
今見てみると貝殻ブラで下は細身のジャージみたいな恰好でまあまあ普通。
下半身の日焼けの跡がへそから上なのが、時代的には結構ローライズなジャージ履いてるのが推測される。
それがたぶん当時は「わぁ、お尻見えそう!」とかなりエロかったと思われる。
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