2022/01/09鑑賞。60点。
・偽トニー・スタークっぽいフランス国内治安総局の長官
・マイクアルファ
〈あらすじ・ネタバレあり〉
バスティーユデイが近づくフランス。
元医学生のアメリカ人・メイソンは、スリをしながら生計を立てている。
ある夜、ゾーイという女が大切そうに持つバッグに目をつけたメイソンはスリを成功させるが、その中身はクマのぬいぐるみと携帯だった。
売っても大した金にならないので、メイソンはそのバッグをモーリス・シュヴァリエ広場に放置して去る。
実はクマのぬいぐるみの中には爆弾があり、爆発によって4人のフランス人が死亡する。
ゾーイは恋人のジャンに頼まれて、人のいない極右政党のビルに爆弾を仕掛ける予定だった。
だが、ビルに清掃員がいたため決行できず、良心からその爆弾を川に捨てるつもりだった。その爆弾が入ったバッグをメイソンは奪ってしまったのだった。
爆弾テロ発生から間も無くして、テログループによる声明が発表され、フランス当局は対応に追われる。
このテロを仕組んだのは、フランス国家警察の特殊部隊を率いるベルトランと彼の部下である警察官たちだった。
ベルトラン一味は、空港テロで仲間を失ったにもかかわらず政府が警察官を冷遇していることに怒りを抱えていた。
一味の目的としては
①銀行から金を盗み出す
②移民であるイスラム教徒への攻撃
ベルトランはジャンを殺害し、ゾーイを始末するため携帯のGPSを追う。
その頃、CIA・フランス支部は街中の監視カメラからメイソンの身元を突き止め、諜報員・ブライアー(演. イドリス・エルバ)が彼を逮捕して、セーフハウスに拘留する。
メイソンを取り調べるブライアーの前に、銃とガスマスクで装備したベルトラン一味が現れる。
※メイソンがゾーイの携帯をパクっていたため、そこからメイソンの居場所がバレた
ベルトラン一味の襲撃に乗じてセーフハウスから逃亡したメイソン、この襲撃を機にブライアーはメイソンが巻き込まれたことを信じる。
フランス国内治安総局も監視カメラの映像を入手し、メイソンを手配。ベルトランは、治安総局のガミュー長官から、メイソン逮捕と国内のモスクの一斉捜査の指揮を任される。
ベルトランは、あらかじめモスクに隠した爆弾を回収し、イスラム教徒を一斉逮捕する。
次に、反警察デモが起きるように匿名の過激派を装ったベルトランは、国内の若者たちを焚き付けてデモ活動を行わせる。
メイソンは、特殊部隊を率いるベルトランに狙撃されそうになるが、既の所でブライアーに救われる。
メイソンから「ゾーイという女からバッグを盗んだ」と聞いたブライアー。まずは、ゾーイを見つけ出すことが最優先と考えたブライアーは、捜査を迅速に進めるためメイソンを監視下に置いて、捜査に協力させる。
アパートに潜伏するゾーイを見つけ出したブライアーとメイソンは、ゾーイの恋人であるジャンの家を訪ねる。そこにはジャンの首吊り死体があり、ジャンの正体がフランス国家警察のパスカル警部だと判明する。
ブライアーは、上司のデイカー(演. ケリー・ライリー)を通して、メイソンとゾーイを引き渡すとガミュー長官に連絡。
ガミューもベルトラン一味だったため、デイカーを殺害した後、引き渡しのタイミングでブライアーら3人を始末するよう命令。
引き渡し現場に現れたベルトランの部下たちを、格闘の末返り討ちにしたブライアーは、反警察のデモ隊が国立銀行を取り囲んでいるとニュースを見る。
ブライアーは、【腐敗した警察官たちが、警察とデモ隊の衝突に乗じて、銀行の隠し金庫に保管された5億分のデジタル通貨を強奪する計画】だと見破る。
銀行に向かったブライアーは、ベルトランと彼の部下と対決するが、多勢に無勢で苦戦を強いられる。
この状況を知ったメイソンとゾーイは、デモ隊に扮して活動を激化させ、銀行を突破する。
5億分のデジタル通貨をダウンロードしたデバイスを持って銀行から去ろうとするベルトランだが、そのデバイスをメイソンがスリで奪う。
ベルトランはメイソンからデバイスを取り替えそうとするが、ベルトランの暴走に手を焼くガミュー長官は、ベルトランの射殺を警官隊に命じ、彼を口封じで殺害する。
混乱に乗じて姿を消したメイソンは、ロシア人の男から逃亡用のパスポートを受け取りに教会に向かう。そこにいたのは、デバイスを狙うガミュー長官だった。
ガミュー長官がメイソンを殺そうとしたところに、フランス国家警察を連れてブライアーが現れる。
ガミュー長官は逮捕され、メイソンはテロリストの汚名を返上する。
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爆弾テロと銀行から金を盗み出す計画の繋げ方が雑すぎると思う。【ダイハード】1作目でハンスが立てた計画を劣化させたような内容。ただ、アクションは面白い。
全然似てないけど、舞台がパリって設定だけで【パリより愛をこめて】を思い出す。
