ひろ

ニューヨーク セレナーデのひろのレビュー・感想・評価

ニューヨーク セレナーデ(2001年製作の映画)
2.9
ヴィンセント・ギャロ主演によって2001年に製作されたアメリカのラブコメ映画(日本劇場未公開作品)

ヴィンセント・ギャロがラブコメって(笑)陰鬱な役かエキセントリックな役ばかりの濃い俳優ギャロが、一途な愛を告白し続ける男を演じているのは新鮮。こんなテンション低いテレビの司会者いるのかっていうのは置いといて、こういうギャロも好きだな。ただこゆーいギャロをラブなファンには物足りないかもね。

ギャロが追いかけるヒロインを演じたのは、「スクリーム」シリーズでお馴染みのコートニー・コックス。まんざらでもないのに、突き放すツンデレっぷりが最高

精神病院に入院しているヒロインの弟がやたら楽しいやつだし、ヒロインの今カレも秘密があったりと、サブキャラがやたらと強烈なのが面白い。

みんな間が悪かったり、チグハグな感じが笑っちゃう。サラ・ジェシカ・パーカーとマシュー・ブロデリック夫妻を笑いのネタにしているのは笑っちゃうけど、ああいうのって勝手にやってるのかな?訴訟国家でもジョークは許されるのかな

珍しくイカれてるにしてもギャロにしては、まともなキャラクターだから、そういうギャロも観てみたいって人は楽しめると思うよ
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