本日4月11日は「バッファロー66」で絶大な人気を博し、一躍サブカル界の寵児となったカリスマ伊達男ヴィンセント・ギャロのお誕生日!
そんな彼ももう55歳なんすね。
「バッファロー66」以降もっとギャロ様のラブストーリーが観たいよぅ…という、
ギャロ信者の熱い要望に答えるかのように誂えられた作品が「ブラウン・バ…」…じゃなくて、「ニューヨーク セレナーデ」だと認識しております。
「パルプフィクション」や「トレインスポッティング」など、90年代に流行したようなスタイリッシュでクレイジーな群像劇を意識し、その残りカスを燃やしてギャロを主人公に据えたラブコメ作品。
こんな陰気な男がアメリカ人気番組の司会者て!というミスマッチさを醸しつつも、自らの名声を放棄してまで忘れられない元恋人コートニー・コックスをドタバタと追い求めます。
強烈なキャラクターを次々に配し、随所にアメリカらしい笑いを誘うのもこの頃の潮流に当たるかと。
「ブラウン・バニー」で失望した当時の私にとっては割りと好きな作品だったけど、こうして改めて観るとまた違った印象が芽生えてくるものですね。
「ブラウン・バニー」も今だと少しは違った観え方がするのかな?
久々に観賞してみたいです。