あの「シャーク・ハンター」https://filmarks.com/movies/69893 のフィリップ・J・ロス作品です（「あの」って言われても…）。
本作は「ディープ・ブルー」の設定とサスペンスとアクションを潜水艦モノにぶち込んでみたものの、行動原理が不分明なキャラクターたちを数多く登場させることにより混乱を極めています。
設定は「ディープ・ブルー」（のパチモン）なので、前半少々、後半比較的多めにしょぼしょぼCGのサメちゃんが登場してくれますし、人間のこともバクバク食ってくれるなど、それなりにちゃんと作っているので、楽しめないことはないのですが、楽しいかと問われるとちょっと悩んでしまいますね…ただ、ロスはこのあと、「ロボ・シャーク」 https://filmarks.com/movies/69647 の脚本を書くのですが、なんとなくその片鱗というか、トンデモの芽生えというか、なにかサメ好きの心をくすぐるものがありました。
