ヤン監督短編集Part2。
67年から89年までの作品の中から抜粋されてます。
「自然の歴史(組曲)」
なんでしょ。生物図鑑?
虫から魚類から果ては人間まで、
いろんなモノが出てきます。
虫はちょっと気持ち悪いです。
「部屋」
おにーさんが部屋にいじめられる話。
精巧な仕掛けに笑いました。
でもこんな部屋に入ったら絶望するんだろうな。
これってもしかして怖い話?
「地下室の怪」
地下室に降りていく少女。
こんな小さい子にとっちゃあんな暗いとこ
恐怖でしかないよね。
女の子が不憫でならないけど、上手い。
オテサーネクを所々で思い出します。
「陥し穴と振り子」
ある男の脱出劇。
エドガーアランポーの小説を基にした作品。
一人称目線ってのもあって緊張感あった。
「男のゲーム」
サッカーに夢中になる男たち。
なるほど!これがサッカーか!
短編の中でも上位に好き。
あの爽やかなBGMはズルい。
監督の遊び心が前面に出てると思う。
何か意味があるのかは知りません。
「闇 光 闇」
人類創生。
寄○獣だ!バ○ーだ!
ちょっとこれは可愛いなあと思ってたら
急にグロいのぶっこんできました。
でも妙に精巧で好きです。
「対話の可能性」
「永遠の対話」「情熱の対話」「不毛の対話」の三部構成。
これは上手いなあ。
そして深い。
意味は完全には理解できなかった!
でもよかった!