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リトル・ヴァンパイアのYYamadaのレビュー・感想・評価

リトル・ヴァンパイア(2000年製作の映画)
4.0
【ヴァンパイア映画のススメ】
『リトル・ヴァンパイア』 (2000)

◆本作のポジショニング
 人類 →→ (友情) ←← ヴァンパイア

〈見処〉
①吸血鬼と少年の友情と冒険。
 大人も感動の「掘り出し物の佳作!!」
・『リトル・ヴァンパイア』は、2000年に制作されたファンタジーアドベンチャー。
・本作の舞台はイギリス。親の仕事により、カリフォルニアからスコットランドの田舎町に転居してきた9歳の少年トニーは、毎晩月夜に照らされたヴァンパイアの一族の夢を見るようになる。
・ある晩、同年代の少年ヴァンパイア・ルドルフがトニーの部屋に迷いこみ、お互いが恩人となった事件をきっかけに、友情を育むようになる。
・トニーは、ルドルフの一族が長い時をかけて探求していた、ヴァンパイアを人間に戻すことができる魔法のペンダントが自分の夢に出てきたものであると知り、共に魔法のペンダント探しが始めることなった…。
・本作は、ドイツの1979年から2015年まで、全21巻が刊行された、ドイツの自動文学「ちびっこ吸血鬼」を原作とし、舞台を舞台をスコットランドに、キャラクターの名前も英語圏系に変更するなど、物語の内容に変更を加えたハリウッド作品。
・ヴァンパイアが登場する物語でありながら、人が襲われるシーンなどホラーの要素がほとんど無く。人間と吸血鬼との間における友情を描いた良質のファミリー映画である。主演のトニー少年は、主演は『スチュアート・リトル』のジョナサン・リプニッキーが愛らしく務めている。

②結び…本作の見処は?
小学生のお子さんを持つ方に、力強くオススメしたい、傑作ファミリー映画!
◎: 予定調和のストーリーなれど、銀幕の世界で少年たちと大冒険をともに することが出来、大人が見ても満足度が高い作品。ラストシーンは、胸が汲み上げる感動を覚えた。
○: ヴァンパイアを差別しない、トニーの両親が立派。
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