マーフィー怒りの鑑賞

12 ラウンドのマーフィー怒りの鑑賞のネタバレレビュー・内容・結末

12 ラウンド(2009年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

消防車で車に激突しながら爆走、エレベーター落下爆発、路面電車暴走、上空のヘリからビル屋上のプールへジャンプと、やってる事は凄いんだけどイマイチ凄さが伝わってこない感じがした。撮り方が良くないのかと。もっと上手いアングルや演出ができたはず。

ジョン・シナがあまり筋肉を見せないのもマイナス要素。筋肉美が売りなのに何故終始長袖のネルシャツ着てるんだ?物語が進むにつれてTシャツとジーンズが破れてくるくらいが丁度良いだろうに!あと上半身裸にタクティカルベストとかさ!血管バキバキの太い腕が見えてるくらいで丁度良いんだよ!ステマッチョなんだから!

ジョン・シナが走るシーンあるけど、やっぱりステロイドユーザーは筋肉デカすぎて走る姿は格好良くないな。シュワちゃんもそうなんだけど。脚が長くないせいもある。やはりボディビル体型は重いものを持ち上げたり、悪党を殴り飛ばしたりするほうが様になる。

話はニューオーリンズ版「ダイ・ハード3」って感じね。「ネバー・サレンダー肉弾凶器」に倣って日本語の副題付けたら良かったかも。主人公が現場に急行する場面が多いので「12ラウンド 肉弾急行」とか。「肉弾俳優:ジョン・シナ!!」とかテレ東が好きそうなあだ名が生まれたかもしれないのに、惜しい。

※追記:「スピード」に似てるという感想が見受けられるが、製作のマーク・ゴードンは本家「スピード」の製作者でもある。