『クラシックを楽しむ2週間』第7弾
“ギャング組織の罠に嵌められ強盗の罪を着せられた男が脱獄をはかり
分け前の金を組織のボスに要求しに行くお話”
タイトルが『脱獄の掟』となっておりますが
脱獄シーンはほんの数分です
愛人パットが何度も面会に来ては
脱獄の段取りをし
とうとう手筈が整ったその日の夜に刑務所から逃げ出す…
脱獄って逃げ出すまでの過程が面白いんですよ
なのに!けたたましく鳴るサイレン📢
その直後に屋根の上を走る人影🏃
消防署の2階から降りるように雨樋のようなものをつたい降り
そして愛人パットが車で待ち受け
脱獄したジョーを乗せ逃亡…🚗³₃
そんな簡単に脱獄できる刑務所なら
囚人1人も居なくなるわ!😂
そんなツッコミを入れてしまう私
でも今作は“脱獄”がメインではない!
組織に裏切られた男の復讐と
その男を愛した2人の女の
2時間ドラマのようなストーリーなのである!📺
ちょっと年増のパット
若くて綺麗なアン
そりゃこの2択なら
よっぽどの事がない限り
勝ちは見えている
でも最後まで観ると
パットを応援したくなる
何年も
いつかはジョーが自分を愛してくれると信じて
協力し一途に愛し続けたパット
そのパットにこのジョーはとんでもない一言を言い放つ!
しかもジョーはトンデモ発言したことに気付いてない!
むしろ親切心で言ったつもりでいる!😱
その時のパットの悲しげな横顔😭
自分はどう頑張っても
一番になれないと悟った女が
怒り狂って…
ってならないのがこの映画!
誰も幸せになる事なく
エンディングを迎えるのが本当に物悲しい
山形弁を話すダニエル・カールに似たジョーが
どうしてそんなにモテるのか
ちょっと分からなかった🙂