にゃんこむ

キャッツ・アイのにゃんこむのレビュー・感想・評価

キャッツ・アイ(1985年製作の映画)
3.5
スティーブン・キング脚本の短編3作オムニバス。
ペット・セメタリーみたいなガチガチのホラーだと思っていたのですが、そこまで怖くないので気楽に見られます。

1話
重度のヘビースモーカーである弾性が禁煙しようと試みるが、その治療法とは、男を監視しタバコを吸えば妻を拷問するというもの。
吸わなきゃいいじゃん、ばっかでーい。と思いながら見ていましたが、喫煙者の人って、麻薬中毒と同じくらい中毒性があってやめられないらしいですね。
猫ちゃんがかわいそうでした……

2話
ある男が女と不倫をするが、その女は大富豪の妻だった。
大富豪に捕まってしまった男は、あるギャンブルを申し込まれる。勝てば妻と財産を譲り、不倫も不問になると言われたが……。
大富豪がなかなか狂っていて楽しい。猫成分は薄め。

3話
幼い少女を守ろうと、小さな悪の怪物と戦う正義の猫のお話。
ゴブリンみたいな怪物はE.Tを作ったカルロ・ランバルディが手掛けています。この怪物、きもかわいい。
部屋の中で行われる怪物と猫の戦い。1,2作目と比べるとスケールはとても小さいお話なんですが、これが一番面白い。
少女が猫を応援するように、見ながら私も猫を応援しちゃいました。
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